いのししが寝ている
バンコクにいます。かれこれ通算何日目だろう。(数えるのはめんどくさい)
今日一番のニュースはバンコクの川沿いで寝るイノシシを見たこと。まるでおじさんかのように、本気のいびきを書いて寝ていた。いや、あれはきっとおじさんだったんだな。おじさんのようなイノシシではなく、あれはイノシシのようなおじさんだったんだな。
その川は社会で誰もが一度は習う「チャオプラヤー川」どれだけ社会の時間にいのししのように寝ていた人でも一度は耳にしたことのある川です。
いや、待てよ。イノシシのように寝ていたおじさんだから、ここでは社会の時間にいのししのように寝るおじさんのように寝ていたというのが正しいのか。いや、しかし本来のいのししの寝姿を見たことがないから仮にあれがおじさんだったとして、イノシシのように寝るおじさんという表現はおかしくないか。
正確には、イノシシのように見えるおじさんが、おじさんのように寝ていたというのが正しい。
ん?おじさんのように寝ているおじさんってなんだ。。
話をチャオプラヤー川に戻そう。
チャオプラヤー川は、ナーン川とピン川が交差する地点、ナコーンサワン県で始まる。ピン川の水量が多い。
チャオプラヤー川流域の県は、バンコクの外、ウタイターニー県、チャイナート県、シンブリー県、アーントーン県とアユタヤ県である。チャイナート県でターチン川とチャオプラヤー川に二分され、ターチン川はチャオプラヤー川と平行に流れたのちサムットサーコーン県から、チャオプラヤー川はサムットプラーカーン県からタイランド湾に至る。
バンコクを中心とする中央湿地帯では、農業用あるいは運搬用に運河が掘られ、世界でも有数の稲作地帯に発展した。これをチャオプラヤー・デルタ(三角州)という。
かつてはメナム川と呼ばれることが多かったが、これは現地の人々がこの川を「メーナーム・チャオプラヤー」(「メナム」は川を意味する普通名詞。タイ語の文法では、被修飾語が修飾語の前に来る)と呼んでいるのを、「メナム」が川の名前であると外国人が勘違いしたことによるものであり、不合理な呼称である。そのため、現在では地図でも訂正され、メナム川と呼ばれることはほぼ無くなった。
だからなんだ。チャオプラヤー川ってもっと田舎のほうにあって、現地の人が手こぎボートとかで、行き来しているイメージがあったけどそんなことなくて、ゴリゴリのクルーズ船みたいなやつが、クラブで流れているみたいな曲を流しながら運行していたりするので、変な感じです。
というわけで、今日はバンコクのチャオプラヤー川とイノシシとおじさんの関係についての考察でした。
カオサン通りに行こうとしたけど、昼ご飯食べてからごろごろしすぎて、夜のカオサンはゴリゴリの欧米人が奇声あげて踊り狂っているイメージしかなかったのでやめたのはここだけのお話。
おやすみなさい。